cordvan/コードヴァンについて覚え書き。

今、web上ではあらゆる情報が手に入る。
もちろん情報の質は玉石混淆なわけで、その真贋を見極め取捨選択する力が必要になってくる。

んで、コードヴァンについて色んなサイトをいちいち見るのが面倒でしかもいっこいっこ覚えてられないのでここにまとめておこうと思います。
個人的なメモに近いので、情報の信頼性は保証しません。



もう語り尽くされて有名すぎますが、cordvan leatherはもともとスペインのcordoba地方で生産される滑らかな銀面を持った艶のある「山羊革」をさしていたようです。
その後cordvan調山羊革がスペイン以外の国々でも作られるようになり、いつのまにかそれに極めて似た馬革が "cordvan"leatherと呼ばれるようになった、という説が有力ですが、それを決定的に裏付ける文献などは見つかってないとのこと。

僕としてはコードヴァンについて一番驚いたのはこれがスエードと同様に革の裏面を使用した革だということ。
生きている動物の皮の外界に向いている部分を「銀面」といい内側(肉に張り付いている方)を「床面」といいますが、コードヴァンは馬のお尻の皮の床面側から削っていったときに現れるもっとも繊維の密な部分を磨き上げたものです。コードヴァンでもっとも有名なhorween社では、クロムを含まない植物なめし(staraight vegetable tanning)、アニリン仕上げでつくられています。
スウェードやヌバック、バックスキンなどは床面を起毛させていますが、コードヴァンは垂直に走る繊維組織を寝かせてなめし磨き上げることでああいう革になるんだそうです。

あとはケアですが、僕は基本的にはカーメルが勧める方法で行っています。
抜粋で書いときます。

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コードヴァンレザーはクロムを使わない昔ながらの植物でなめされており、すでに大量のオイル/ワックスを含んでいる。だからカーフとはポリッシュの必要性が違う。

最も犯しやすい間違いはポリッシュを使いすぎることと頻繁に磨きすぎること
①コードヴァンレザーがもっている本来の美しさを隠してしまう
②靴のしわにざらざらの面をつくりだす
③重ねられたポリッシュは容易にすり減り、ほこりを寄せ付ける
これを避けるためにはポリッシュはほんとに薄くすること。
頻繁に行うべきは傷を取り除き輝きを取り戻すためにブラッシングと布による拭き取り。
ポリッシュした後は乾かす。そしてよけいなポリッシュをペーパータオルで拭き取り、それから馬毛のブラシでブラッシングする。最後に柔らかいバフ仕上げの布で残りのポリッシュの膜を拭き取る。

aldenではシュークリームではなくペーストワックスポリッシュを推奨している。

シェルコードヴァンに対してやってはいけない'don'ts'は
1.ニュートラル(無色の)ポリッシュを使わない
2.サドルソープを使わない
3.石油製品やクリーニング液を使わない
4.つや出しスプレーや防水のエアロゾルを使わない
5.熱を加える形で乾かさない
6.濡れてる間に磨かない

シェルコードヴァンの靴をきれいにするためにオールデンでは湿った柔らかい布のみを推奨している。

水と接触すると'welts'(ミミズ腫れ)と呼ばれるちいさな隆起をつくることがある。これは正常な現象で、靴が乾けば目立たなくなる。都合が付き次第拭いてやり、自然乾燥させよう。

新しいコードヴァンの靴には時々、白いロウのようなものがつくことがある。これもまた正常な現象で、レザーのタンニンの残りかすだ。単にペーパータオルで拭き取ってやるだけでよい。ステッチとステッチの間の取り除きにくい場所は歯ブラシを使うと良い。
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まあ、とにかく余計なことすんなっつーことだ。

これを見る前はR&Dのやり方でやってたんですけど、まあ、あんまり違いはわかんないですね。その時はステインリムーバー使ってましたけど別に表面が目に見えて荒れたとかそういうこともないし。ただ今はカーメルの推奨するやり方でやってます。

雨にも当たってますが、別にあんまり水ぶくれにもなってないし、けっこうコードヴァンって強いんじゃね?って思ってます。

他に付け足すことがあれば、随時付け足しときます。

あ、あとコードヴァンっていう表記にちょっと腹立つ時ありますよね。
別にコードンでもどっちでもいいんですけど。
では、さよなら、さよなら、さよなら。
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[ 2011/02/01 17:00 ] 靴についての雑記 | TB(0) | CM(0)

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