Today's style-145-

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上:Smoothday
下:AG Jeans
靴:Guidi

[深山幽谷]
Smoothday、自分の形と言えるパンツ、気に入った靴。

それだけなんだけど、ようやくたどり着きそうな場所かなと思う。

思い描いていた場所、というわけではない。
もともと「ああなりたい」とかそんな理想像は最初から持ち合わせていなかったから。
結果としての場所、が多分正しい。

その場所を見つけるまでに自分なりの紆余曲折は、当然あった。

学生の時はお金がなかったから実際に着ることが出来た服なんて数える程度だし、自分で稼ぐようになってからだって先立つものが無尽蔵にあるわけではなかった。

これ一生使う!なんて目を血走らせながら買ったものが1年後にはもう手元になかったり、お店の人に勧められ釈然としないまま買ったものがいまだに残っていたりするから、買い物は難しい。

無駄とも思える買い物やそうでない買い物、狙い通りに長期愛用できた買い物や、結果的に無駄にならなかった買い物などを経て、ようやく気持ちのいいスタイルを作ることができつつある。

20代・30代で身銭を切り実践、40から後はそれらを愛でつつ、それまでに培った眼で少しずつものを加えていく。
そういう道をたどれるような気がなんとなくしている。

欲しくてもお金がなくて買えなかった学生の頃「欲しいものを欲しい時に買うことが出来るように絶対なってやる」と思って頑張って勉強してよかったなと思う。
見境なくそれができるくらい財力が今あるかと言われればあるとは言えないけど、概ね満足している。

「若い人がファストファッションしか着ない」なんて嘆きの記事を近頃いくつか読んだけど、自分がとおってきた道を振り返ってもそれは全然嘆くことじゃない。

というよりむしろ、学生の時に高価な服を着られることの方が不思議。

親の財力に頼るか、勉強する時間を削ってバイトして買うか、それしかないじゃないか。
親には頼れなかったし、そんなことを頼む気もなかったし、そんな服を買えるくらいバイトする時間もなかった。
それなら安くてデザインもきちんとしている(コレクションブランドの模倣なのできちんとしてるはず表面上は)ものに若い子たちが流れていくのは自然なことだ。

もはや服にお金をかけることはちっとクールなことじゃないんだ。
服飾に凝ることはこれまで以上に趣味の色合いを強く帯び始めている。

けれど「ひとは見た目が9割」はある意味真実で、洋服をはじめとした身に着けているものである程度いろいろなことが推測できてしまうのも事実。

それなら僕は、声高ではない、なるべくなら静かな主張をしたいと思う。
清潔で知的な印象を与えつつ、それでいて己を満たしうるもの。

ジャケット、シャツ、クリースの入ったパンツ、靴。
それがTPOをわきまえた分別のある大人の格好なのはわかっている。

それらを身に纏える余力を持ちつつ、それだけじゃない洗練されたスタイルを持ちたい。
それを探し続けていくのが、たぶん僕の趣味なんだと思う。
この姿勢をクールじゃないねと笑うひとがいても、耳は貸さない。
笑いたくなる気持ちもわかるけどね。

全力で楽しむんだ。

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Smoothdayがなかったら、僕の人生は今よりも一段階か二段階色褪せたものになっていたと思う。
もはやなかった時の人生の色合いを、僕は覚えていないけれど。

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Lunar Suface(月面)と名付けられたコズモラマジャケット。
袖を通すたびに一生着続けたいと思わされる。

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なめらかなディオラマカットソー。

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AGもずっと履き続けていくデニムの定番。

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Guidiのジップブーツはまめにブラッシングをしている。
この美しい色合いをなるべくなら美しく朽ちさせたい。

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このブラシがそれを叶えてくれることを願って。

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これだけかっこつけた文章を書いておきながら、先日の東京出張3日間で食べたものがおにぎりとベーグルと吉牛だけだったことに首をひねっているというわけでもない。
そしてこのToday's Styleがもはや季節外れになったことに頭が痛い、わけでもない。
そうだ、これはアウターの下のコーディネイトなんだ。
















今回履いていたのはマッチボックスを直したやつ!


















グレーにゴールドのバックジップってこんなにかっこいいんだ・・・・。



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[ 2014/12/08 00:00 ] Today's style | TB(0) | CM(0)

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