Today's style-84-

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上:Smoothday
中:The North Face
中の中:John Smedley
下:Workers
靴:New Balance

子供:patagoniaのアウター、Gapのコットンニットブルゾン、Gapのジーンズ、ミキハウスのスニーカー
(全て長男のお下がり)

仙台はとうとう雪が積もりました。
2歳の次男は世界がちゃんと認識できるようになったのが最近なので、生まれて初めて(同然の)雪を見て大興奮です。

そしてこの日、仙台から東京方面へ向かう試運転中のE7系を見ました。
激かっこ良い。

ということでToday's Style。

余談ですが、Today's Stylingという名前にしとけば良かったと後悔してます。
やはりstylingという現在進行形の積み重ねが、普遍性を持って「style」という現在形に昇華するんだなと今さらながら思っているからです。
でもすでに80を越えているエントリーの題名をひとつひとつ替えていく作業が億劫すぎて・・・。
このままで参ります。


[皆さんが読んでくれていることを期待して、解説]
アウターとして着ているのはSmoothdayのドリズラー。
2013AW今季のもので、表地がウールコズモラマ、裏地がテクノラマのダブルフェイスです。

まずこのウールコズモラマという素材ですが、老舗の超一流メゾンでもお目にかかれないようなものすごい生地です。

コズモラマは表面の毛羽を焼き切るという技術に立脚した生地ですが、コットンのようなセルロース主体の植物由来の素材の毛羽を焼くこととウールのようなケラチン主体の動物由来の素材の毛羽を焼くことは発想は同じであっても技術的にもだいぶ違うはずです。
僕は素人ですし、企業秘密的技術のはずなので推測するしかないのですが、相当難しい技術であることは想像に難くありません。

高い技術をベースにしているから良質だと言う定理は必ずしも成り立ちませんが、これに関しては完全に成立しています。

すごいとか気持ちいいとかそういう月並みなことはいくらでも言えますが、それではこの素材を表していることにはまったくならなそうです。

そもそも感触を言語にデジタライズすること自体が無謀な試みです。
それでもこの生地から受ける印象をなんとか文章にするなら「静謐な教会の小さな窓から差し込んだ光の中にそっとたたずんでいるのが似合うような」とでも表せばいいでしょうか、そんな佇まいの生地。
決して派手ではありませんが、何か厳かな感じすら漂っています。

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黒とチャコールの2色展開だったのですが、チャコールを選びました。
チャコールといっても、単調な単一色ではなく、赤や青や紫のような色合いを帯びた複雑な色の生地です。

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ポケットもスリット状で、全体の生地の印象を損なわないミニマルなデザインのものですが、少しだけ上下にダーツがとられ、これが冗長性を拒否し、わずかな緊張感をもたらしているような気がします。

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襟部分のアップ。
セオリー通りなら襟には張りを持たせる為に芯が貼られますが、これには強い芯が入っていない感じがします。
おそらくこの生地の襟の柔らかさやロールなどの表情をより出す為でしょう。

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細めのYKKエクセラジップ。
ririに比べてもムシの研磨が圧倒的に美しいため、このウールコズモラマにはエクセラしかないと思う。

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そして、さらに驚いたのがジップの持ち出し部分。
普通は持ち出しの幅は上から下まで一定ですが、このドリズラーに関しては裾から襟に行くまでに徐々に細くなり、襟付けどまりで持ち出しが消えています。
さらによくよく見ると、この持ち出し自体、別布で構成されているのではなくて身頃の生地にダーツをとってその間にファスナーテープを挟んで縫製しているようです。

このデザインが意図するところはもちろん完全にはわかりかねますが、別パーツの持ち出しで幅が一定のうわものと比べてみた時、このドリズラーの方がとても柔らかく繊細に映りました。

こういうデザインはおそらくほとんどのひとの目に止まりません。
僕もブログでネタにするからこそ細かく見て気付いたに過ぎません。
しかし、こういうディティールの積み上げが確実に全体の印象を変えます。
見たひとや着たひとに「上手く言えないけれど、なんだか良い感じがする」という感触を与えるのだと思います。

裏地も、裏地にしておくには勿体ないほどの手触りをもつテクノラマ。

全体としては細すぎない中庸のシルエット。
袖などに生まれるドレープが美しい。

大人の洋服、ですね。


さすがにこれを1枚でアウターとして用いるには寒いので、頻出のインナーダウンを中に。
先日購入したノースフェイスパープルレーベルのカーディガンダウンです。

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デコルテが開いているので着ていないような見た目を演出できます。
ドリズラー自体がそこまで厚みがなく柔らかいのでインナーダウンを着ると、まるでひとつのウールダウンを着ているような印象になりました。

防寒力はこれで十分でした。


パンツはworkersのherringbone slim trousers。
色はベージュ。
僕にとっての神パンツです。
履き心地、形、生地感、すべてが僕の理想通り。

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ベースレイヤーにしていたのはジョンスメドレーのシーアイランドコットンのVネックニット。
この時は素肌に着てます。
smoothdayがあるからといって他のものを着ないわけではありません。
やはりジョンスメドレーにはジョンスメドレーにしか持ち得ない良さがあります。

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実はドリズラーというもの自体をほぼ初めて購入し、着ています。
正直どんな感じで着たらいいか五里霧中の状態ですので、まずは無難にチノパンツ的なボトムスで着てみたわけです。
なるべく、シンプルに。

この素材感を存分に味わい楽しみつつ、どういう格好をしようか試行錯誤していこうと思います。























モンベルの。























このくらい薄いグレーも使いやすそうです。






















妻が黄色を履いていて、かわいいです。

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[ 2013/12/15 00:15 ] Today's style | TB(0) | CM(0)

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