現代におけるblogとはー独り言ー

思えば小さな頃から、僕らは「僕であること」を無意識のうちに強制させられてきたのかもしれない。

横並び、均質であることが美徳だった高度経済成長期の反省として、他人とは違う自分だけの個性を見つけ伸ばし磨くことが次世代の新しい命題となった。

勉強とかスポーツとか音楽とか美術とか、世間のメインストリームでの才能を持つ者だけが自己を確立できて、それ以外のニッチな分野に傾倒している者は「オタク」として日の当たらない場所を歩くしかなかった。

そしたらインターネット、とりわけblogなんていう便利なものが出てきて、人はいとも容易く自己を表現できる(したつもりになれる)ツールを手に入れてしまった。

もちろん在野の隠れた表現者が日の目を見ることができる素晴らしいツールであるという側面があるのは間違いがない。
しかし、かつて世間に発表されるものというのはそれなりに人の審査に耐え得たクオリティを持ったものだけ、というルールはネットの前に音もなく完全に崩れ去り、ネットにアクセスできる人は等しくみな発言者となれることとなった。


このblogについて言えば「好きなものを俯瞰できる形で管理する」なんて(まあほんとだけど)いかにも自分のためのblogですよーアピールは、閲覧した人に図らずも発生しうる負の感情に対する自己防衛線なのかもしれないな、なんて思ってみたり。
ほんとに自己管理のためならblogなんかにせず、チェキで写真撮ってコクヨのノートかなんかに貼付けてしこしこ自己満カタログでも作ってりゃいいだけの話なわけで。

世間に何かを発表し認められる能力もないから、blogなんていう自己表現にもならないような手軽なツールで小さな虚栄心を満たしているか弱い現代人の僕です。

ファッションブログなんて、肥大した矮小な自己顕示欲と認証欲求の塊みたいな勘違いしたナルシスト野郎の自慰行為に過ぎないという自覚は持って続けていきたいな,なんて思う今日この頃です。





こういう考え自体が過剰な自意識の発露なんだろうな。
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[ 2011/04/19 00:00 ] 雑記 | TB(0) | CM(1)

自分もヤフーで好きな服を載せたりのブログを細々と書いてるんですが、とっても共感します。最後の一文もまさにそーなんだろうなーって思っちゃうあたりが特に。
でも自慰行為って楽しいですよね(笑)

[ 2012/12/19 01:37 ] [ 編集 ]

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