季節の境界で



my funny valentine / cookin'

少しずつ夜の気温が下がってきて、ようやく秋になりそうです。

この時期になると、レッドカーランドがイントロをとるmy funny valentineが聴きたくなります。
単純にこれを良く聴いてたのが20歳頃の秋から冬にかけてだったからです。

ロックとポップスしか聴かなかった僕がMiles Davisのso whatに感動して、やたらと臆面もなくjazz、jazz言っていたあの頃(ああ恥ずかしい)。

当時は音楽にも洋服にも文学にもそして建築やらインテリアやらにも興味があって、残念なことにそれらのどれひとつとしてとことん突き詰めることなく今に至っているので、ここにアップするものもまあそれはそれはベタなものです。

少しは知る人ぞ知る的なものを紹介できれば良いんですが、中の人が中途半端なので仕方がない。


[my funny valentineもたくさんの人が演奏してますが]
多分もっとも有名なマイルズのものがやっぱり一番好きです。
冒頭にも書きましたが、レッドガーランドのピアノが全てと言っても過言ではないと思っています。

最初から終わりまで優しさにあふれているピアノです。

聴く人のいちばん柔らかな部分にそっと触れるイントロ。
バッキングは夜を切り裂くマイルズのトランペットを薄い上質な布で包み込むようです。
展開されるソロは、空間に適切な句読点を打つみたい。

もちろんマイルズのトランペットがなきゃ話にならないのですが、それくらい彼のピアノはこの曲を支配していると思います。

そしてこの素晴らしい音楽は、まっすぐ、秋の真夜中の空気に結びついているのです。















リーダー作ではこのアルバムが一番好きです。
やっぱりベタな選択しかできません・・・・。

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[ 2012/09/20 00:16 ] 音楽 | TB(0) | CM(0)

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