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AG jeans エージージーンズ / the Dylan ディラン

DSC05431.jpg
AG jeans / the Dylan

定期的に洋服の整理をしているのですが、気付くと最近穿いてないジーンズがちらほら。
何本か手放して、新しいものを買おうと。
ここで新しいものを買わなければクローゼットはすっきりするんでしょうが、洋服好きだからしょうがない。

[理想形にはなかなか出会えない]

ジーンズの買い替えですが、買うときは大概気に入って買いますよね、当然。

でも、細部まで隅々気に入って買ってるかっていうともちろんそういうものばかりではない。

レプリカ全盛の時代に10代を過ごしてきたもんだから今のジーンズって物足りない。
「なんで隠しリベットついてないのよ」「センターのベルトループずれててほしいな」「スレキはヘリンボーン」「ここは月桂樹ボタンでしょ」みたいな極めてどうでもいいディティールが欲しくなる。

じゃあ、レプリカ穿けばいいんだけど、形が気に入らない。

何度も言っているように、足が太いくせにスキニ―っぽいのが好きなんです。
いや、足が太いからこそ細いのに憧れ、なんとか細く見えるようなかたちのジーンズを常に追い求めているのです。
具体的にはワタリ30cm、膝18cm、裾17~18cm。
(僕に対する)異論は認めない。

先に挙げたようなヴィンテージのディティール満載のスキニ―なんてないんです。

だから、ある程度最大公約数的なものを買っていることになります。
そうするとやっぱりだんだん穿かなくなってくる。

今、手放さずに履き続けようと思っているジーンズって、kuro graphite(それなりにいい色になってきました)、AG saxophone、Pledge、Leeブラックジーンズの4本くらい。


[ 「一生もの」とか「10年は軽く着られる」って謳い文句には、自分の未来の心情の変化を加味して対峙するべき]


プロダクトそのものとしては、所有者がこの世からいなくなるまでの耐久性を持ってるものは結構あって、例えば今回話題にするジーンズだって、1800何年だかのLevi's XX c.1879はもう130年近く前のものだから、もの自体は一生ものと言って差し支えないと思う。へたすりゃユニクロのTシャツだって大事に大事にすれば10年くらいはたぶん着られる。

じゃあ、耐久性があるだけで一生ものかと言われれば誰もそれには頷かなくて、一生という大げさな比喩を用いるだけの魅力がその製品自体になければいけない。

じゃあ、一生ものと呼ばれるに値する魅力的な数々の名品のすべてが所有者たちにずっと所有され続けているかというとそれはたぶんノーでしょう。

飽きたり、好みが変わったり、時代やライフスタイルにそぐわなくなったと感じるようになったり・・・。


つまり耐久性はある程度必要だろうけど、所有者がいつまでそのプロダクトに対して愛情を失わずにいられるか、が一生ものを決める多分最大のファクター。

極端な話、100円ショップで買ったものが結構良くて使い続けて気付いたら20年以上経ってる、なんてことがあっても全然不思議じゃない。


お店の人が「一生もの」っていう表現で迫ってくるときには行間、もしくは文頭/文末に「あなたが心変わりしなければ」という困難な条件文が隠されていることを忘れないで立ち向かわないといけない。

いや、何も「一生もの」なんて常套句に騙されるな!!とかそういう苦言を呈しているわけでは全然ありません。

僕だって「ああこれは素晴らしい製品だ。きっとこれを嫌いになることなんてない。高いお金を払ってでも所有する価値がある」と思って、どれだけお金を使ってきたか。

そうやって買い物をして色んなものを所有してみて初めてそれを手にした時の気持ちがわかるわけです。

手にして、使って身に着けて、初めてほんとうに自分にとって必要かどうかがわかる。

逆に言えば、つまりそうやって身銭を切って切って切り続けないと(というほど散財してないと思うけど)見えてこない景色は絶対にあって、仮に買ったときの熱い思いが冷めたとしても、その熱かった思いは嘘じゃないからいいじゃないですか。


結局のところ何が言いたいかっていうと、僕は洋服が好きだから一生ものっていう言葉の響きにはやっぱりちょっと弱いんだけど、人の心っていうのは絶えず変わり続けてて、その時一生ものだなと思ってももっといいものを見つけちゃったりすることがあるんだよ、ということです。

そういうわけで僕は意識的に一生ものという表現を避けてブログの文章を書いています。

ここまで書いてみて、自分がものすごく浮気性で軟弱者のような気持ちになりましたが、気負わずに洋服を楽しんでいきたいです。

困るのは、そういう経験を繰り返してるのに、ある程度は無駄な買い物は減ってくるものの、やっぱり同じ過ちを犯してしまうことですかね。

そんな時いつも思い出して自分に言い聞かせる文章があります。
それを引用して今日は終わりたいと思います。


-どのような真理をもってしても愛するものを亡くした哀しみを癒すことはできないのだ。どのような真理も、どのような誠実さも、どのような強さも、どのような優しさも、その悲しみを癒すことはできないのだ。我々はその哀しみを哀しみ抜いて、そこから何かを学び取ることしかできないし、そしてその学び取った何かも、次にやってくる予期せぬ哀しみに対しては何の役にも立たないのだ-
村上春樹 「ノルウェイの森」


[終わらない終わらない]


AG jeansの記事だったことをすっかり忘れてた

なんだか話が脱線しまくったのですが、そういうわけで(いつものことながらどういうわけなんだか)、新しいジーンズを買ってみました。

子どものおむつ替えたり、遊んで走り回ったり、おむつ替えたり、抱っこしたまま長距離歩いたり、おむつ替えたり、絶賛おむつ替え中なのですが、いろんな動作をするようになってちょっとストレッチが入ったジーンズが欲しくなっちゃったんです。

レプリカブームを通ってきたとか主張する割に化繊入りのジーンズを容認している根性なしなわけですが、やっぱり楽です。
加工のまったくないデニムなので色もどう落ちていくか楽しみ。
公式ホームページによると11.75ozの生地だそうです。

あとは画像を中心にどうぞ。

DSC05429.jpg
例によってskinny

DSC05430.jpg
何の変哲もない生地



DSC05435.jpg
ステッチかと思ったら色を抜いてあるみたい


DSC05434.jpg
皮パッチ


DSC05432.jpg
Vステッチ/ジッパーフライ



DSC05438.jpg
リベットは打ち抜きではありません(cobrax originalの刻印)



DSC05437.jpg
どせいさん??



個人的にいちばんのハイライトはタグのこの表記です。
けっこうすてきなフォント。

真っ先に思い出したのは、
8w8ln0g0.jpg


20060706_129426.gif 
1780どるあったらいのちのつのぶえかえるのになー。
ぽえーん。
というわけで、おわるます。
ぷー。


と、思っていたら、ひとついい生地を使ってよさそうなかたちのジーンズを発見。
買ってみるか・・・・。
















色はグレイ・・・?


















色落ちしていないモデル。
















薄い色のdylanもかっこいい。

関連記事
[ 2012/07/01 00:00 ] デニム | TB(0) | CM(2)

tkjさんこんばんは。
ジーンズについてのエントリーには反応しないわけにいかないです。

そもそも「なんで隠しリベットついてないのよ」「センターのベルトループずれててほしいな」
「スレキはヘリンボーン」「ここは月桂樹ボタンでしょ」てのが大戦モデルのディテールというマニアックさ(笑)
なのに求めるシルエットはスキニーというワガママっぷり。最高です。

レプリカ系メーカーで細いのを探すと桃太郎ジーンズかスカルジーンズあたりでしょうか。
どちらも癖の強いメーカーですけどね。

そしてtkjさんの買ったジーンズはポリウレタン入りの11.75oz、ジッパー仕様、隠しリベット・赤タブ無し。
そもそも赤耳じゃない?
レプリカの要素はどこ?という、ジーンズよりデニムパンツと呼ぶべきな仕様。
きっとそれくらいに選択肢が無いんですよね。

私は往年のドゥニームXXの生地とディテールをMUJIスリムパンツのシルエットで作って欲しい。
Found MUJIの企画で作って欲しいと本気で思っています。
[ 2012/07/02 03:34 ] [ 編集 ]

さすが。

おっしゃる通り、レプリカの要素など一切ないAGのジーンズに、あえて一番マニアックかなと思った対戦モデルのディティールを所望してみました(笑)。
このギャップに気付いてくれる人が何人いるんだろうと密かに思いながら。
今はあんまりジーンズのディティールに興味のある人は少ないかもしれませんね。

往年のドゥニームの生地:わかるな~!僕も初めて買ったレプリカがドゥニームでしたから。23000円のXX。あの頃はよかった、なんて言いたくはないですが、ダルチのDO-1、マッコイの901、フルカウント1101、1108を履き潰したのは今となっては何にも代え難い経験だったんだなと思います。

今はダルチのSD-107を買おうか検討してます。

ハルさんとは靴だのジーンズだの時計だの並べて酒飲みたいです(笑)。
僕ほとんどお酒飲みませんが・・・(笑)。
[ 2012/07/04 01:19 ] [ 編集 ]

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