R.I.P -sori yanagi-

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Sori Yanagi
1915-2011
Rest In Peace

大学生の頃だから、2000年前後、僕は他の多くの人たちと同じようにミッドセンチュリーのデザインに興味を持った。

当然イームズから始まり、バウハウスを辿り、北欧をくぐり抜けたあと、日本にもたくさんのすぐれたプロダクト・デザイナーたちがいることを知った。

その草分けとして、半ば生ける伝説として柳宗理は存在していた。

和を感じさせるプロダクトはやっぱり僕を惹き付けた。

現在我が家には柳宗理が手がけたものがいくつもある。
バタフライスツール、ステンレスカトラリー、黒柄カトラリー、ボーンチャイナ、パンチングストレーナー・・・・。


中でも、カトラリーは出色のプロダクトだと思う。

ものすごく日常的な話になるけれど、yanagiのスプーンでヨーグルトを食べると他のスプーンで食べるのより断然おいしい。スプーンを形成している3次元の曲面が他のスプーンとは明らかに異なっているのだ。
その結果、唇や舌への触感に歴然とした差になってあらわれる。

僕はこれを使うまでスプーンというものを「意識したことがなかった」。
スプーンはスプーンであって、それ以上でもそれ以下でもなかった。

だから、このyanagiのスプーンを使った時、僕はものすごく驚いたのだ。
ごく控えめに表現して。

日常に埋もれがちなどんな小さなものにだって、哲学とか思想が内在している。
それがこのカトラリーが、そして柳宗理が僕に教えてくれたことだ。




昨年のことにはなってしまうが2011年12月25日、96歳にてその生涯を閉じられた。
心から感謝するとともにご冥福をお祈りいたします。
















本当に使いやすいし、キッチンにあるだけでその空間が洗練されたような気がします。
プロ用のもっといいものもあるんだろうけど。



















うちのカトラリーは基本すべてこれです。
















このアノニマスな感じは筆舌に尽くし難い。


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[ 2012/01/03 22:57 ] インテリア | TB(0) | CM(0)

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