isaora イサオラ / TECH 2-L PCM RIDING JACKET

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isaora / TECH 2-L PCM RIDING JACKET

rip van winkleのマウンテンパーカのとき「今季最後の」アウター購入なんて書いたくせに・・・・!!
しかも似たような色で似たようなデザインの・・・・!!


それがこのisaora イサオラのTECH 2-L PCM RIDING JACKETです。



正直に言います。
スペックです。

表地のメインファブリックは東レのDermizax EV(ダーミザックス)、インサレーションにPrima Loft One、ライニングはschoeller社のPCM、ジップはririのaquazip。

ここまでそそられるマテリアルが並ぶのも珍しい。
買わないと絶対後悔する、本気でそう思いました。

ripのマウンテンパーカと見分けがつかない、と誰に誹られてもいい。
条件だけで結婚相手を決めてしまう玉の輿狙い女子(実際そんなひと見たことありませんが)のようだと罵られてもいい。




条件だけで結婚を申し込みました。


誤解を恐れずに言えば、条件が揃っていれば多少の欠点には目をつぶれるとか、自分の望む条件が満たされていないと好きにすらなれないとか、そういう側面がひとにはある、ということを否定しきれる人はいるのでしょうか(いや、いない)。


むしろ、一度きりの人生、自分の人生に付随するものに関して、人生そのものに対してとびきりの条件を要求しないでどうする!!


もう何がいいたいかさっぱりわからないですけれど。


そろそろ本題へ戻ります。



・・・・・isaora?
・・・・・イサオラ?
全く知りませんでした。
もしかしたらカッティングエッジな人たちには常識のブランドなのでしょうか?

イサオラ ロゴ

調べると、ニューヨークのブランドでした。

公式サイトはここ

基本はスノーボードウェアのブランドみたいです。

機能とデザインを共存させ、最高のパフォーマンス、防御性、フィット感を提供することをブランドの特徴としていて、 東レ Torayの生地、PrimaLoft One insulation、Schoellerのマテリアル、YKKのExcellaやAquaguard、ririのAQUAzipなどを採用している、と。

個人的にはacronym アクロニウムやBURTONのAKなどにちょっと近いものを感じています。
うーん、出自がスノーボードという点からするとBURTON/AKの系譜ですかね。


僕は採用されているマテリアル群に完全にやられたのですが、それだけではありませんでした。
形は美しく、着た時のシルエットの美しさはなかなかのものです。

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アウターにおいて僕は首回りのデザインというものをかなり重視します。
この画像ではかっこよさを全く伝えられていないと思いますが。

アームなんかはけっこう細く、それでいて動かしてもひっかかりというものは皆無。
脇のところにはベンチレーションのためのジップ(ここはririではなくYKKのaquaguard)。

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全体的には非常にシンプルでririのaquazipがデザインのメインと言ってもいいくらい。
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ところで・・・。
本格的なアウトドアの各種シェルに採用されている耐水ジップですが、大きく分けるとYKKのauaguardのようにコイルジッパーにポリウレタンコーティングを施すことで防水性を確保しているものとririのaquazipのようにジップの噛み合わせ自体で防水性を発揮しているものとに二分されているようです。
他にはYKKのaquaseal/proseal、idealのHydropelなどがあります。
僕は噛み合わせという構造そのもので防水性を獲得しているジッパーの方が設計思想的にも見た目としても好きです。

普通のメタルジップだったら、YKKのExcellaがいちばん好きですけどね。
ririのメタルジップはわりに引きにくいものが多いような気がします。


そもそもタウンユースには耐水/止水ジップなんて必要ありません。
止水ジップの一番のメリットは、内部への水の侵入を防ぐために(耐水性のない従来の)ジッパーを隠すためのフラップという構造をシェルからなくせることです。つまりはジャケットの軽量化が図れる。
でも僕らの日常生活においてシェルの数十g~数百gの(フラップ分の)重量差が重要なファクターになどなり得ません。


それでも止水ジップの奢られたシェルを所望するこのマテリアル好きの俺・・・・!!


いいんです。
条件と結婚したんですから。



そしてこのジャケットは多分ソフトシェルのカテゴリーに分類されると思うのですが、メインの表のファブリックはToray 東レのDermizax EV(ダーミザックス)です。
東レのHPより。
・激しい風雨にも優れた耐久撥水性を発揮
・優れた防水性と防風性
・高い透湿性に吸放湿性能がプラスされ
・より着用快適性能がアップ
・ソフトで軽量、お手入れも簡単

ああ、もっと上手く写真を撮れるようになりたい・・・。
素材感を伝えきれてるとは到底思えませんが。

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ちょっと肉厚で張りがあり、それでいて硬さはあまりないという良さそうな素材です。



そしてインサレーションはPrimaLoft One。
Thinsulateとどっちがあったかいのかなーなんて昔から考えていたので、今回これを買う動機の一つとなりました(多分比較なんて出来なくて、両方ともあったけーな、で終わるでしょうけど)。

ライニングはschoeller社のPCM。
ここがschoeller社のHPですが、PCMはPhase Change Materialsの略のようです。
このPCMという素材はごく小さなカプセルを何百万と含んでいて、そのカプセルが暑い時にはその余剰の熱を蓄積/保持し、温度が下がってくると放熱する、という機能をもっていると書いてあります。
おいおいホントかよ、と思っちゃいましたが、そうらしいです。

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スノーボードウェアですから、内部に雪や風が入ってこないようスノーカフもついています。
日常生活でも使える構造で、これがあると寒さが数段違います。

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袖口からも風や雪が侵入しないように指がひっかけられるようになった半手袋(?)みたいな構造があります。
またしっかりとしたベルクロが袖を締めやすい。


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左袖のところにはisaoraのロゴ


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右腕にもロゴ(ISA-Flakeというらしい)


というわけで、相当気に入って手に入れたisaoraのTECH 2-L PCM RIDING JACKETでした。

言い訳がましい気もしますが、ripのマウンテンパーカとは棲み分けが出来そうです。
ripの方は、素材感がスポーツものというより普通の衣服に近くて(それが小松精練のテクノビンテージBJという素材のすごさ)デザインとしてはアウトドアなんですが、雰囲気はコットンジャケットみたいなのでスポーツミックスっぽくならないんですね。
それに比べてisaoraはやはり完全にアウトドアシェルです。

良く似ていますが、どちらも着ていて非常に気分が高揚する服であることは間違いありません。



















isaoraのダウンもかなりかっこよさそう。
残念ながら現物を見たことはありませんが。

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[ 2011/12/01 00:00 ] アウター | TB(0) | CM(2)

tkjさん、お邪魔します!


 tkjさん

 先日は拙ブログにコメント下さりありがとうございました!

 tkjさんのブログ、過去記事をずっと拝見していたのですが次々に「おお!!」と共感するところ、新たな発見などなど魅力的なエントリーの連続、、、、拝見していて気づいたら結構な時間が経っていました^^

 ご愛用の靴もとても羨ましい顔ぶれ☆履きこなしも本当に素敵です。


 そしていよいよ isaora !

 僕は去年その存在を知って(常にアウトドアものはあれこれ探してしまいまして...)、ずっと購入を迷っていたのですが、今回のtkjさんのイサオラ紹介。その分析考察の緻密さ、豊富な関連知識にびっくり!大変勉強になりました^^ なんだかあらためてここのプロダクトの魅力を教えて頂きました。

 isaoraというブランドの研ぎすまされたリアリティ、美意識、感性が伝わってくるようです。

 今後も要注目ですね。評価の面でもあるいは「大化け」するかもしれません!


 今後も遊びにきたいと思います^^どうぞ宜しくお願い致します。

[ 2011/12/01 18:08 ] [ 編集 ]

ポウルセンさま

来訪&コメントありがとうございます。

しかも過分なお褒めのお言葉をいただき恐縮です。
ポウルセンさんを前にして、自分に知識もセンスもあるとはとても言えませんが、それでも「衣服」というものを楽しみながら日々生活しています。

今後ともよろしくお願いします。
僕もポウルセンさんのblog更新楽しみにしていますので!!!
[ 2011/12/01 21:43 ] [ 編集 ]

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